※プロガスムアイスは2色ありますが、どちらも性能は同じです。
はじめに断っておきますが、プロガスムアイスはアネロスの中でも最大のモデルなので、アナニーの経験が全くない人には向いていません。
初心者の方はまずヒリックスシントラインデントやMGXシントラインデントから入った方がいいです。
アネロスやディルドアナニーを体験済みで、更に強い快感を求めている人にはオススメです。
その特徴や、プロガスムアイスを数百回ほど使った著者の使用感をこれから述べていこうと思います。
【1】プロガスムアイスの基本データ
1-1寸法
頭部3.0cm、柄3.1cm、挿入長さ9.4cmとなっています。
あまり関係ないですが全長は12.8cmで重量は74gです。
※2021年にリニューアルされて、頭部が2.9cmになりました。
柄の幅と挿入長さは変わっていません。
イメージが湧くように比較すると
ヘッドの大きさが特徴のヒリックスですら小さく見えてしまいますね。
ディルドと張り合えるサイズです。
1-2材質
医療用プラスチックのトライタンで作られています。
つるつるでガラスのように冷たいことから『アイス』という名の由来になっています。
※弾力が高いので、金属バット等で叩いてもガラスのように割れることがなく安全です。
1-3最安値
最安値は税込8580円です。
今のところ公式サイトでのみ購入可能です。
【2】プロガスムアイスの特徴
形状と材質から成り立つ特徴の説明です。
2-1太さによる確かな圧迫感
見ての通りかなりの太さなので前立腺をぐいぐいと押してきます。
しかしこの圧迫感は太さによるものだけではありません。
そもそもアネロスは人間工学に基づいた設計により、細いモデルのものでも前立腺をできるようになっています。
『太さ』と『設計』の2つの要素で前立腺を圧迫できるので、プロガズムの力は見た目以上に強いです。
それが強い快感に繋がります。
2-2滑りやすく洗いやすい
つるつるしているので太さのわりには挿入しやすいです。
※硬いのであまり勢いよく入れると痛くなります。
もともと滑りやすいので、あまりローションに依存しないのもポイント。
他のアネロスはローションが絡みやすい質感となっていますが、プロガスムアイスは違います。
私はローションを切らしたときに、オリーブオイルを代わりに塗ってプロガスムアイスを使ったことがありますが、それでも何とか使えたほどです。
※もちろんローションがあるなら使った方がいいです。
洗いやすいというのもポイント。汚れても臭いが残ることはありません。
これが同型で素材が違うプロガスムクラシックとの差別化ポイントとなっています。
【3】他のアネロスやディルドとの比較
他のものと比較しても、プロガスムならではのメリットがあります。
今回は特に、プロガズムと似たような役割を持つものと比較します。
3-1アネロス内での比較
※画像のレーダーチャートは著者の評価です。
まず同じアネロス同士での比較です。
プロガスムと同じように前立腺を強く圧迫するものとしてヒリックスがあります。
基本的にはアネロスのフラグシップであるヒリックスシントライデントの方が総合評価は高いです。
『~シントライデント』と名の付くアネロスは進化に進化を重ねて使い勝手が良くなっています。
しかし私はプロガスムアイスの方が使用頻度が高いです。
理由は、他のアネロスと比べてPC筋を使う必要があまりないからです。
プロガスムはPC筋で引き込む力を利用しなくても、その大きさによってある程度の圧迫感を得ています。
つまり『入れるのは大変だが、筋力的には楽をできる』ということです。
この特性からプロガスムは「強引にオーガズムに導かれる」と評されています。
また大きい分、『直腸内全体を広く刺激できる』という特徴もあります。
一方でヒリックスはPC筋等で引き込む力を一点集中させて前立腺を狙い撃ちする仕組みになっています。
3-2ディルドとの比較
次はペニス型ディルドの中では高性能なみちのくディルド柔×芯との比較です。
今度はプロガスムアイスの方が圧倒的に優位です。
みちのくディルド柔×芯はあくまでペニスを忠実に再現したものであり、アナニーに最適化されているわけではないというのが評価の理由です。
なぜこうなるのかを図付きで説明します。
まずはアネロスの場合です。
1枚目はアバットメントの作用図です。
上のアバットメントは会陰部に当たるようになっており、それによってアネロスは上側に傾きます。
これによりヘッドが前立腺を突く仕組みになっています。
次は形状の作用図です。
『根本の部分が細くなっている』というのがポイントです。
ふつう直腸に何かを入れると、それは生理的に起こる直腸の蠕動運動によって排出されていきます。
アネロスも一旦は抜けそうになります。
しかし細い部分から太い部分までの途中の段階で、肛門の圧力によって一番細い部分まで逆戻りします。
ボールが滑り台を昇ろうとするようなものです。
結果、「抜けそうになるけどまた入っていく」というピストンに似た動きが発生し、それが前立腺をマッサージする動力となっています。
※元々アネロスは医療用前立腺マッサージ器具でした。
次はペニス型ディルドの場合です。
まず根本が太いので肛門がかなり痛くなってきます。
その欠点を二重構造で軽減しているのがみちのくディルド柔×芯なのですが、それでも長時間はキツイです。
質感も滑り止めのようなものなので、摩擦の痛みもかなりのものです。
勝手に抜けてしまうのも問題です。
せっかくイケそうになっても、位置がズレてしまってはドライオーガズムも不発になってしまいます。
最大の問題は、太さのわりには前立腺に対する刺激が弱いことです。
ディルドは単純にまっすぐ入るだけなので、そもそも快感を発生させること自体が難しいです。
そうは言っても「ペニスが好き」という私のようなメス堕ちバ美肉がいるのですが、精神的な嗜好を加味してもアネロスの方が容易にドライオーガズムを得られます。
まとめるとプロガスムアイスは6つの点でペニス型ディルドに優位です。
2ピストンのような前立腺マッサージ
3勝手に抜けない
4肛門が痛くなりにくい
5摩擦で痛みが発生しにくい
6洗いやすい
【4】プロガスムアイスの向き・不向き
プロガスムアイスはバランス型ではなく、圧迫の強さに特化したモデルなので向き不向きが分かれます。
4-1向いている方
ヘッドの形や太さが亀頭に近いので。
『雑に使ってもイケる』というのがプロガズムアイスの魅力の一つです。※私はあまりしないのですが、腸内洗浄をするのに越したことはないです。
・汚れが付くのが嫌な方プロガスムアイスは洗いやすく、シャワーだけで綺麗になるうえに、臭いが付くこともありません。
4-2向かない方
・「頭が真っ白になる」ような多幸感を伴う、精神的な女性型ドライオーガズムを求めている方プロガスムで得やすいオーガズムは『快感が爆発するような、肉体的な女性型ドライオーガズム』と『射精に似た男性型ドライオーガズム』の2種類です。
多幸感を伴うドライオーガズムに必要なのは『リラックスすること』なのですが、プロガスム並みに刺激が強いものが入っているとそれが難しくなります。
この場合に最も適しているのはユーホーシントライデントなのでそちらをオススメします。
【5】プロガスムアイスの使い方
プロガズムアイスはアネロスの中でも使い方がかなりシンプルなのですが、一応コツもあるのでそれを説明します。
5-1楽な挿入方法
しゃがんだ体勢で挿入してきた人は試してください。
立った方がアナルの圧力が下がるので圧倒的に楽に入ります。
※転んで怪我する可能性もあるので、壁や洗面台などに手や頭を付いて体勢を安定させてから挿入してください。
アナルにPeace's(ピーシーズ)のようなぬるぬる系のローションを塗っておくと更に楽に入ります。
ただしこのローションは乾きやすいので、腸内に注入するローションはセッションズなどの持続時間が長いものがオススメです。
まあローション注入や腸内洗浄、PC筋操作等のセオリーを無視しても意外とイケるのがプロガスムアイスの魅力なのですが。
5-2入れた後は簡単
入ってさえしまえば気を付けることはほとんどありません。
「ないの?」と思うかもしれませんが、使用方法が単純明快で雑にも使えるところがプロガスムアイスの魅力です。
もちろんPC筋を締めることで快感を高めることもできますが、元から太さゆえの圧迫感があるので必要性は薄めです。
私がよく使うのも「張り切ってPC筋を使わなくてもイキやすいから」という理由からです。
ちなみに私の場合、プロガズムアイスを使うときはPC筋は意識せず、代わりに乳首を触ることに意識を注いでいます。
肉体的なドライオーガズムと乳首は相性が良く、相乗効果のようにそれぞれの快感を高めます。
なので乳首開発の際にはプロガスムアイスが役立つこともあるはずです。
問題があるとしたらそれは『抜けてしまう』ことです。
PC筋を締めれば抜けなくなりますが、それだとプロガズムの魅力が半減してしまうので、もう一つの対策を試してください。
それは体勢を変えることです。
そもそも抜けるのは直腸の締め付けが弱すぎて、アネロスの形状による引き込み効果が発揮されていないからです。
先ほど『立てばアナルの圧力が下がって挿入しやすくなる』と図で示しました。
つまり体勢次第で腸内の圧力が変わるということです。
私の場合は『便器に座った体勢』と『立ちバックの体勢』だと、ユーホーのように細いものですらすぐに抜けてしまいます。
逆に仰向けだと意図せず抜けることはありません。
【6】著者の使用感
1位のユーホーシントライデントに次いで出番が多いです。
ユーホーとプロガスムは互いの欠点をカバーし合っているので、両方使う日もあります。
『射精の快感に似た男性型ドライオーガズム』を得るのに向いているプロガスムですが、私はもっぱら『肉体的な女性型ドライオーガズム』を得る目的で使ってます。プロガスムアイスはそのどちらの用途にも向いているので。
※ドライオーガズムは『どんなシチュエーションをイメージするか』で変化します。
実際にどんな風にイクのかというと、まずイキそうになった時点で、自分の意志とは関係なく勝手に腰が持ち上がって直腸が締まっていきます。
ドライオーガズムに到達すると、まず前立腺がジーンとするような深い快感が発生した後、いきなり腰が痙攣して何度も跳ね上がり、その度にPC筋がすごい勢いで締まって、アネロスのヘッドが強く前立腺に食い込んできます。
それが快感を爆発的に高めて更なる絶頂へ……という感じです。
一度でも肉体的な快感にスイッチを入れると何度でもイケるので、体力が続く限りドライオーガズムを繰り返すこともできます。
何度もイってると、そのぶん腰が跳ね上がりまくるのでお尻の筋肉が疲れます(笑)
このタイプのドライオーガズムは、本当に雌みたいなイキ方なので「メスイキ」という言葉が最も相応しいと思います。
その後に射精をするのも非常に気持ちいいです。
ペニスよりも前立腺で感じているので、快感の種類自体が違ううえに、快感の大きさも圧倒的に上です。
射精するときのトリガーはペニスではなく前立腺に当たるアネロスの方です。
ペニスを寸止め風に触っていくと、普通なら止まるはずが『前立腺の快感で暴発』という現象が起こり、これもメスイキに近い爆発的な快感になります。
この状態で『足ピンオナニー』をすると何度でも射精できます。
普通だと射精30回でもギネス記録になるようですが、プロガスムを挿入しながらなら50回でも楽勝です。
前立腺のスイッチさえ入っていれば賢者モードは無視できますし、勃起しないままでも射精し続けられます。
このように、私がプロガスムアイスを使うと全体的に激しいプレイになります。
ユーホーシントライデントのときとは真逆です。
【7】まとめ
・つるつるで滑りやすく、大きさのわりには稼働性がある
・洗いやすい
・立ちバックの体勢だと挿入しやすい
・使い方がシンプルで、雑に使ってもイキやすい部類